こんにちは、二拠点生活研究所のおさです。
昨年末から始まった『コテージのリフォーム シーズン2』
私が秩父の拠点に利用している秩父リフレッシュ村の『秩父拠点・夏小屋』にリフォームを施して、

本日6/2から内見可能です!



まだ少し補修作業が残ってますけど



ひとまずは内見出来るとこまできたね



はい!


ちなみに、秩父リフレッシュ村には3区画所有していて、一番最初に購入したのが通称『冬小屋』、
2区画をくっつけて開放的な屋外リビングをDIYした区画を『夏小屋』、
全部を総称して『山小屋』と呼んでいます。
秩父リフレッシュ村とは、埼玉県秩父郡小鹿野町にある別荘地。
自然に囲まれた静かな環境で、リラックスと癒しを求める方々に理想的な別荘分譲地です。
秩父の美しい山々と森林に囲まれ、都会の喧騒から離れて、穏やかなひとときを過ごすための特別な場所。
都心からも近いため頻繁に通いやすく、立ち並ぶコテージでキャンプ気分を堪能できます。
▼コテージのリフォームシリーズを読む
今回は、販売に出す夏小屋を取得した経緯と、ウッドデッキをセルフビルドしたお話をしたいと思います。



そうあれは・・・・



あれ?何年前だったかな?
※記録を調べると2018年11月の事のようです。


上記が夏小屋の完成写真。
奥に見える建物と、写真には写っていませんが、手前の建物の合わせて2棟を購入して、その間にウッドデッキというか、東屋みたいな感じで屋根付きのデッキをセルフビルドしました。
最初に購入した状態は、斜面に建っている6畳のコテージが2棟。
どちらも今後の利用がないとの事だったので、それぞれ別の所有者さんから比較的安価に譲って頂きました。
区画がお隣同士だったので、2棟を繋ぐように、アウトドアとインドアのちょうど中間といった『アウトドアリビング』をイメージして建築を計画しました。
この2棟を繋ぐ計画です。




既設の外付け階段は子供達と一緒に引き倒し、処分しました。


続いて、ウッドデッキの土台を作っていきます。






上記の写真は、水引とレーザー水平器を利用して、沓石(くついし)の設置間隔や、床束(ゆかつか)の高さを出している様子。
足場が悪い中で穴を掘って、コンクリートを練って基礎下地作り。
建築場所が傾斜地なので、この作業が地味に一番大変だった記憶があります。



ちなみに沓石は、柱や縁の束柱の下に据える石、
床束は、床を支える構造部分のことを言います。



自分で言っておいてなんだけど、建築用語を知らないとなんのこっちゃだね
ウッドデッキの材料は、リフレッシュ村近くの材木店に発注をして現場入れしてもらいました。
素材は結構悩んだのですが、結局、防腐性を考慮して『国産ヒノキ』で統一。


結構いいお値段だったのですが、さすが特選一等品!
まっすぐで節も少なく非常に使いやすい材でした。
本当は設計書をきちんと作って、材木屋さんにプレカットをお願いしたら楽なのですが、現場がかなり変則な形をしており、且つ前述の通り傾斜地に建築。
常に現場判断で設計が変わっていくため、現地合わせせざるを得ません。
会社の従業員や友人を大招集して、みんなで楽しく木材加工。




普段の仕事でリフォーム工事は行っているのですが、木造建築を行っているわけではないので、みんなが初体験。
色んなスキルアップに繋がったのではないでしょうか。
私も初めての伝統工芸の木材継ぎに挑戦しました。
その名も『腰掛鎌継(こしかけかまつぎ)』





腰掛鎌継とは、蛇の鎌口のような形に作る継ぎ手で、腰掛けも設ける、柱と梁などを接合する木造建築の技法です
雄雌の木材を加工し、ドッキング


初めてにしては中々上手に出来たと思います。
本来は金物を使わないで木材を継ぐ方法なのですが、10.5角の角材4mを2本継ぎ、梁(はり)として使用するので、安全の為に金物で補強を行いました。
棟上げも人数がいるので意外とスムーズに完了。


週末を利用して、6週程度で形になりました。


床の次は、屋根を張って


腰壁を張って


階段を作って


外壁を張って


薪ストーブを設置して


室内にフローリングを上張りして





完成!




変形地&傾斜地だった為、現地で材料を並べながら何度も何度も設計を変更しました。
もしかしたら、直接建築を行っている時間より設計変更を検討する時間の方が長かったかもしれませんが、結果満足のいく建築が出来たと思います。
合板を除く木材は、国産総ヒノキ東屋という名のウッドデッキ。
ちょっと張り切り過ぎたかもしれません。



さぁ、完成記念にパーティーだ!
次回はこの夏小屋を利用して行ったイベント等を記事にしたいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
▼コテージの販売に向けたリフォーム工事は着々と進んでます


この記事を書いたのは


おさ
東京在住、3人家族
秩父・外房を中心に活動中
好きなことを好きなだけ
アウトドア・音楽・料理・家庭菜園・不動産…
好奇心旺盛がゆえに多趣味・多拠点生活中


都心から1時間の小屋暮らし
ずっと探していた自分だけの秘密基地
やまのいえ-ちちぶ遊び小屋販売