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【梅雨・夏場のカビ対策】別荘・セカンドハウスを快適に保つ手入れのポイントとは?

2025 6/03
別荘・セカンドハウス
2025年6月4日
【梅雨・夏場のカビ対策】別荘・セカンドハウスを快適に保つ手入れのポイントとは?

梅雨から夏にかけての時期、湿気と高温が重なることで、カビが発生しやすい季節がやってきます。
特に、別荘やセカンドハウスのように使用頻度が月に1~2回程度と限られる住まいでは、人が不在の間に湿気がこもりやすく、気がついたときにはカビが広がっていたというケースも少なくありません。

カビは見た目の問題だけでなく、アレルギーや喘息など健康への悪影響を及ぼすこともあり、対策は早めに行うことが重要です。

しかし「どこを重点的に掃除すればよいのか」「不在中にできる対策はあるのか」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は、別荘・セカンドハウスでカビの発生しやすい場所や、「滞在中」と「不在時」に分けて効果的な対策方法をご紹介します。

目次

なぜ梅雨時期にカビが発生しやすいのか?

空中に漂っているカビ菌は、条件次第ですぐに繁殖します。

湿気と温度がカビの繁殖条件

カビ菌は空気中のどこにでも漂っており、条件が揃うと繁殖し広がります。 カビが繁殖しやすい条件は主に以下の通りです。

  • 60%以上の湿度(80%以上で一気に繁殖)
  • 15~30度の気温
  • 栄養分(食品の食べカス、ホコリ、汚れ、ダニなど)

特に、これら3つの条件の中でも「湿度」と「気温」は重要な要素になります。
「室温が20~30度」「湿度75%以上」の状態が続くと、カビが繁殖しやすくなります。

まさに梅雨から夏にかけての日本の気候は、カビにとって最適な環境です。

特に別荘やセカンドハウスは長期間締め切られた状態が続くことが多く、室内の湿度が上がりやすくなっています。
また、空気の流れがないことで湿気が停滞し、カビが繁殖しやすくなるのです。

人の気配が少ない=換気・掃除が滞る

別荘は定住住宅とは異なり、人の出入りが少なく掃除や換気の頻度も少なくなりがちです。
特に水回りや収納など、普段使わない場所は手が行き届きにくいため、湿気と汚れがたまりやすくなります。

また、人の生活音や振動がないことで空気の流れが停滞し、ホコリや湿気が滞留しやすくなるという環境的な要因もあります。
例えば、定期的に人が出入りしている住宅では自然と空気が入れ替わり、ドアや窓の開閉などによって微細な換気が発生しますが、長期間誰も訪れない別荘ではこうした「無意識の換気」が一切行われません。

さらに、掃除のタイミングが数週間~数か月おきになることも多いため、その間に浴室やキッチンの隅にカビが繁殖してしまっていたり、クローゼット内の衣類にカビ臭がついてしまったりと、気づいたときにはすでに対処が必要な状態になっていることもあります。

そのため、普段からのカビの温床になりやすい場所を把握し、使用するたびにしっかりとケアすることが重要です。

カビが発生しやすい場所とその理由

家の中にはカビが発生しやすい場所があります。

水回り(浴室・キッチン・トイレ)

水回りは、常に湿気が発生するため、カビが最も繁殖しやすい場所です。
浴室の壁面や排水口、キッチンシンク周辺、トイレのタンク裏などは水分が溜まりやすく、空気の流れも悪いため特に注意が必要です。

また、使った後にきちんと乾燥させずに放置しておくと、数日でカビが発生することもあります。

押し入れ・収納・クローゼット

密閉空間である収納スペースは、空気の循環がなく、湿気がこもりがちです。
特に布団や衣類など吸湿性の高いものを長期間収納していると、カビが付着して変色やにおいの原因になります。

収納時には、湿気を逃す工夫や除湿剤の設置が欠かせません。

窓枠・サッシ周辺

意外と見落としがちなのが窓周りです。
外気との温度差により結露が発生しやすく、サッシやカーテンにカビが付着するケースが多く見られます。

特に発生しやすいのは黒カビで、サッシのゴムパッキンや木枠の溝などに黒ずみが現れます。

この黒カビを放置すると、カーテンや木部の劣化に加え、アレルギーや喘息といった健康被害の原因にもなるため、早めの対応が必要です。

床下・畳・カーペット

床に近い場所もカビの温床です。特に木造住宅の畳やカーペットは湿気を吸いやすく、表面からはわからないうちに内部でカビが繁殖していることもあります。

そのため、まず床下収納や畳の裏側を開けてカビ臭や黒ずみがないか確認しましょう。

畳の下の空間に湿気が溜まりやすいので、使用しない時期には家具の脚にスノコを敷くなどして通気性を高め、風通しの確保や乾燥を意識すると良いでしょう。

別荘に滞在中のカビ対策

まずは、別荘やセカンドハウスに滞在中にできるカビ対策をご紹介します。

徹底した換気

別荘に到着したら、まずすべきは徹底した換気です。
すべての窓を開け、できれば扉も開放して風の通り道を作ります。
さらに、浴室やトイレの換気扇も同時に回すことで、家全体の湿気を一気に排出することができます。

滞在中はこまめに換気を行い、湿気がこもらない環境を保ちましょう。

水回りは最後にしっかり拭き取り

キッチンや浴室を使用したあとは、なるべく早めに水分をふき取り、換気扇を回して内部を乾燥させましょう。
扉やフタは閉めずに開けたままにしておくと、乾燥が促進されカビの発生を防げます。

除湿グッズやエアコンの除湿機能の活用

湿度の高い日には、エアコンの「除湿(ドライ)」モードを活用することで、室内の湿気を効率的に下げることができます。
冷房と違い室温を下げすぎずに済むため、快適な室内環境を保ちながらカビ予防が可能です。

また、押し入れやクローゼットには市販の除湿剤を併用すると、局所的な湿気対策にもなります。

掃除と清掃スケジュールをルーティン化

滞在中の清掃を習慣にすることも大切です。
初日は窓開けと換気、最終日は水回りの掃除と拭き取りをルールとして決めておくと、自然と対策が継続しやすくなります。

また、畳やカーペットの上に除湿シートを敷く、掃除機での吸引清掃をこまめに行うといった対策も有効です。

不在時に備えておきたいカビ予防対策

ここでは、別荘やセカンドハウスを不在時に備えておきたいカビ対策をご紹介します。

湿気を防ぐ準備をしてから帰る

滞在後に帰宅する際は、湿気がたまらないように事前の準備が重要です。

最近のエアコンには「除湿」や「ドライ」機能をタイマー運転や遠隔操作(スマート家電対応)で利用できる機種が増えており、不在時でも定期的に除湿運転を行うことが可能です。
これにより、室内の湿度が上がりすぎるのを防ぎ、カビの発生を抑えることができます。

ただし、長時間の運転は電気代がかかるため、必要に応じてタイマーを設定したり、湿度センサー付きのモデルで自動制御を行うなど、効率的な使い方を心がけましょう。

また、押し入れやクローゼットには市販の除湿剤を併用することで、空間ごとの湿気対策が強化されます。
あわせて24時間換気システムや通気口を閉じずに開放しておくと、湿気がこもりにくくなります。

カビの温床を作らない収納方法

押し入れや収納に布団・衣類をしまう場合は、なるべく通気性のよい状態を保ちましょう。
圧縮袋や吊るし収納を活用することで、湿気の吸着を抑えられます。

新聞紙を敷いておくと吸湿効果があるうえ、コストもかかりません。

管理代行の活用

遠方の別荘に頻繁に足を運ぶのが難しい場合は、定期的に見回りや清掃をしてくれる管理代行サービスの活用も検討すると良いでしょう。

また最近では、スマートセンサーを使って室内の温湿度を遠隔管理できるシステムもあり、不在時でもリアルタイムで異常に気づくことが可能です。

おすすめ除湿グッズ・カビ対策商品

ここでは手軽に導入できるカビ対策におすすめな便利グッズ・商品を紹介します。

おすすめ除湿グッズ・カビ対策商品

  • ドライペット スキット(押し入れ用除湿剤)
    シリカゲル配合で長期間湿気を吸収。詰替も可能で経済的。
  • ルックプラス おふろの防カビくん煙剤
    煙で浴室の隅々までカビを防ぐ、月1回の使用で清潔をキープ。
  • カビ取り侍 ジェルタイプ(業務用)
    ピンポイントで使える強力カビ取り剤。ゴムパッキンにも対応。

これらのグッズはホームセンターや通販サイトで手軽に購入でき、すぐに導入できます。

管理をプロに任せる選択肢も

別荘管理の代行業者では、通風・簡易清掃・郵便物の受け取りなどを代行してくれるプランもあります。
長期不在が前提の物件では、プロの目で定期的に見守ってもらうことが安心につながります。

また、定期的な点検によって建物の老朽化や設備の不具合を早期に発見できるため、トラブルの未然防止にも効果的です。
特に湿気が多い梅雨の時期は、専門知識のあるスタッフが現地で除湿状況やカビの兆候をチェックし、必要に応じた清掃・換気・除湿処置を行ってくれます。

最近では「別荘管理パッケージ」など月額制のサービスも増えており、リモートで写真付きレポートが届くプランなども人気です。
忙しくて頻繁に訪れることができないオーナーにとっては、精神的な負担軽減にもつながります。

まとめ

今回は、別荘・セカンドハウスでカビの発生しやすい場所や、「滞在中」と「不在時」に分けて効果的な対策方法をご紹介しました。

  • 梅雨〜夏は「水回り・収納・床周り・窓枠」がカビの要注意エリア
  • 滞在中は「換気・水分除去・エアコンの除湿機能」で予防
  • 不在時は「除湿対策+収納方法」に工夫を

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