こんにちは、二拠点生活研究所のおさです。
新シリーズ【2拠点アクアリウム】の水槽台作成-後編-です。
前回、水槽台の本組までが完了しました。
今回は、塗装や扉の作成をして完成までいきたいと思います。

よし、残りも頑張るか


前回の続きから施工していきます。
まずは塗装をする前に、下地処理を行います。
この下地処理を行うか行わないかで仕上がりが全然違ってくるので、これから挑戦されるかたは是非丁寧な処理を行ってみてください。
まず、すべてのビス穴をダボ加工で隠して整えます。


ビスを打つ時にダボ穴も一緒に空けてあるので、木工ボンドを入れてダボを差し込み、はみ出た所をカットする形です。
これを後の研磨作業で平らにして、塗装をすればビス位置を隠す事が出来ます。
続いてやっておきたい下地処理はこれ。


木工パテを接続部の木材段差や、木材の表面が傷ついている個所に打ちます。


木工に限らずなのですが、パテは薄く何度も打った方が結果早いし綺麗に仕上がります。
今回は3回打った後で研磨しました。
研磨後は塗装にはいります。
台の骨組みは水性の艶消しブラックブラウンを使いました。


塗装は3度塗り仕上げ。
今回始めて使う塗料だったのですが、質感等も含め中々気に入った仕上がりになりました。


かなりブラックに近い感じです。
次に天板も塗装していきますが、天板は木目を生かせる「ワトコ」を使ってオイルフィニッシュで仕上げます。


塗装→研磨→塗装→研磨の順で仕上げます。
想定していたより赤い色になっていますが、これは乾燥後時間経過で落ち着いた色になります。


同様に扉の材料も塗装


材料はコスト削減で1×4を縦割りで半分に切ったものを用意しました。
SPF材は安く用意できるのですが、難点は重さ。
ここは丁番の性能を上げて対応したいと思います。
扉はこうやって格子状に組んで制作しようと思います。


格子の固定方法は、縦に穴を開けて長いボルトを通してナットで固定する方法を考えているのですが、各パーツの穴の位置をきっちり出さないとガタガタの扉になってしまいます。
そこで考えたのが、穴を開ける位置を同じ位置にマークする治具。


治具(じぐ)とは、加工物を固定して、位置決めをしたり、加工しやすくする補助工具のことを指します。
各パーツを治具に当てて、穴の中心位置にマークを付けて必ず同じ場所に穴が開く方法を試しました。
数が多いので治具を作って正解。
穴を正確に開けるのにかなりの時短になったと思います。
次は扉に通すボルトを切断


最後に、先ほど開けた木材にボルトを通して完成です。


扉を作成している間にちょうど塗装が乾いたので、早速天板を乗せて固定します。


丁番を取り付けて扉を固定





完成!
作成した既存の執務デスクと高さ、両端を合わせて設計したのですが、設計通り1mmの誤差なく完成。
もちろんキッチリ水平が取れていてガタツキもありません。
我ながら満足のいく水槽台が完成しました。



隣の机からのラインが美しい



えー、すごー!



急いで照明周りも準備して、新しい水槽も導入しなきゃ!
満足の水槽台が出来たところで、次回は照明まわりを作成したいと思います。
水槽も購入出来たらいいと考えているので、更新をお待ちください。
最後までご覧頂きありがとうございました。
▼3:150㎝水槽台DIYの前編はこちら


▼5:IoT家電を使って照明DIY


この記事を書いたのは


おさ
東京在住、3人家族
秩父・外房を中心に活動中
好きなことを好きなだけ
アウトドア・音楽・料理・家庭菜園・不動産…
好奇心旺盛がゆえに多趣味・多拠点生活中