こんにちは、二拠点生活研究所のおさです。
現在3つの拠点で多拠点生活を満喫中。
3つある拠点で一番利用頻度が多い千葉・外房拠点、通称「海小屋」の物件取得について、そろそろお話したいと思います。
海小屋の取得に関しはものすごく大変なことがあったので、少し長いお話になりそうです。
◆外房に別荘を買った理由シリーズ◆
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おっ、とうとう外房拠点を買った時のお話が聞けるのね

色んな事があって結構長い話になるけど、お付き合いよろしくー

はーい
二拠点生活を始めたきっかけは秩父拠点、通称「山小屋」の購入なのですが、そちらの購入動機については過去記事で詳しくお話しているので、気になる方は下記リンク先をご確認下さい。
▼山小屋を買った理由シリーズ


始まりは今から約10年前の2014年、私が30歳位のお話です。
東京練馬に戸建てを取得し、息子が小学校に入学し、会社の経営も一段落して、慌ただしい人生の中でちょっと落ち着いた頃でした。
おかげさまで息子もすくすく育ってくれ、自然豊かな環境で色んな体験をさせてあげたいと、色んな計画を考え、色々と実行しました。
旅行やキャンプ、はたまた山登り、魚釣り。毎週息子にやりたいことを聞いて、津々浦々遊び歩く日々。
親子でキャンプにどっぷりはまり、宿泊込みで遊びに出かけるようになった結果、最終的にはなんと年間外泊数50泊を超えていました!

そこでふと思います。

そういえば年間いくら使ってるんだ?
宿泊場所はキャンプ場がほとんどだとしても、金額的には1泊平均1~2万円位は使います。
1万円だとしても、50泊だと年間50万円。2万円だと100万円。
その他、交通費とキャンプ用品で年間使ってる金額を合わせると・・・

自宅以外の別拠点を買ってしまった方が、コストが安いのでは?
別荘・セカンドハウスの購入検討のきっかけは、まさかの「家計のコストダウン」という。
本業が不動産の私的には、土地建物の売買を日常的に行っているので、購入におけるハードルが一般と比べて低いからこその発想かもしれません。
別荘の購入を検討すると決めた次の行動は場所の選定です。
決定事項は「自然豊かな環境」、「東京から気軽に通える距離」の2点。
普段からキャンプの利用地として、関東近郊の自然豊かな場所は沢山回っているので、色んな候補地が頭を過ります。
山・海・湖畔・川沿い・高原・・・

うーん候補が多すぎて絞り切れないな
色々と浮かぶ候補地を絞り切れなかった為、別角度から探してみます。
そう、それは「予算」。
今回の別荘検討の主題は「家計のコストダウン」なのです。
キャンプや旅行など1年間で遊び歩いて使用しているお金から、今回の予算を算出を行います。
別荘を購入する基本的な考え方としては、
- 土地建物は3年償却で考える
- ランニングコストは年20万円程度
結局は遊び小屋なので、3年間位遊んで元が取れればいいなぁという考えです。
そして別荘を購入するにあたり、はじき出した物件予算
「300万円」 ※ただし安ければ安い方がよし
不動産を購入するには心許ない予算ですが、これくらいの捻出ならお財布の許容範囲内。
地方の築古中古物件なら探し出す事が出来るでしょう。
これで予算が決まり、条件が出揃いました。
- 「自然豊かな環境」
- 「東京本宅から気軽に通える距離」
- 「予算300万円」 ※ただし安ければ安い方がよし
場所の選定は物件ありきになりますが、多趣味な私としてはどのパターンでも楽しく利用が出来そうです。
山だったらキャンプを中心とした生活
海だったら海釣り中心の生活
湖畔だったらカヤック中心の生活
まだ見ぬ別荘の事を考えると夢が大きく膨らみます。
条件さえ揃えば不動産を探すのはお手の物

・・・そんなふうに考えていた時期が私にもありました
そう、地方の物件情報の殆どが表向きに広告されてないのです。
更に今回の予算が300万円という低予算。
不動産屋的に、広告費を払って情報サイトに掲載する意味がほとんどない価格帯。
不動産屋の売上は主に仲介手数料で、その価格は物件価格×3%~5%になる為低価格帯だと旨味が少ない為扱いたくない事が多い。 また、その価格帯の物件になると当然建物は古くなり、大規模なリフォームが必要だったり、瑕疵担保責任のリスク等を考え、トラブルに巻き込まれたくないと仲介を断る不動産屋も多い。
儲からない&トラブル多そう=扱いたくない
また、地方の自然環境が多い地域だと、物件の取引は当人同士の直接売買であったり、そもそも地域に不動産屋が存在しない地域も。
流動性のない地方では、売却の選択肢よりも古くなった建物は取り壊して更地に戻す事も多々あるようです。
そんな環境の中、思ったより全然苦労しながら一生懸命に探しました。
こちらも不動産に関してプロですから、半ば意地です。
具体的には下記のようなサイトを利用して物件を探します。
- 大手物件情報サイト
- 不動産業界情報サイト
- 市区町村の空き家バンク
- リゾート田舎暮らしのサイト
- 山林売買特化のサイト
- 競売・公売情報
- ヤフオク・ジモティー
この中で一番予算内の物件が多く見つかったのが、空き家バンクと競売・公売情報。
ただし、競売・公売は最低落札価格が予算内かつ、自分で対応出来そうなトラブルを抱えている物件を中心にピックアップしていきます。
あまりにもトラブルが複雑な場合は、もしトラブルが解決した場合でも近隣と遺恨を残してしまい、折角の別荘生活が台無しなので意識して候補から外しました。
物件を探して、取得できる限りネットで物件調査をし、残りは現地確認。
最近ではグーグルマップで現地周辺の状況が確認出来るので、物件調査が非常に便利になりました。
現地に赴かなくてもある程度の環境を確認することができます。
後はただひたすら下記の繰り返し。
- 物件を見つける
- ネットを使って物件の情報を収集調査
- キャンプ場(民宿)の予約
- テントを持って現地へGO!
- キャンプのついでに物件の確認
かれこれ30件は現地確認をしたのではないでしょうか。
■ 調査対象の町 大洗・日立・猪苗代・仙台・南房総・富津・銚子・九十九里・那須・鬼怒川・日光・沼田・渋川・桐生・西伊豆・箱根・湘南・道志・富士五湖・八ヶ岳・松本・安曇野などなど
殆どがキャンプ地での幕営でしたが、どれもいい旅行の思い出になっています。
そんな中、条件に合う物件に出会ったのです。
それが・・・・

秩父の山小屋!

全然、外房拠点購入の話じゃなかった・・・

でも、ある意味この購入こそが外房拠点購入のきっかけなんだ

ほうほう?

次回は、なぜそうなるかの理由についてお話するね

次回楽しみに待ってまーす
最後までご覧頂きありがとうございました。
▼次回記事はこちら

この記事を書いたのは

おさ
東京在住、3人家族
秩父・外房を中心に活動中
好きなことを好きなだけ
アウトドア・音楽・料理・家庭菜園・不動産…
好奇心旺盛がゆえに多趣味・多拠点生活中