こんにちは、二拠点生活研究所のおさです。
普段、東京⇔外房⇔秩父の3拠点を行き来しながら、多拠点生活をしてその様子を書いているこの【リアル多拠点日記】ですが、今回は珍しく【旅行記】。
きっかけは、義母の快気祝い。
昨年末から体調を悪くして入院していたのですが、無事に回復し元気に退院する事が出来ました。
今回はその快気祝いとして、義母ファミリーに「水入らずの家族旅行」をプレゼントする計画を立てました。

義母さんの快気祝いで温泉旅行プレゼントするよ
親子水入らずで遊びに行ってきな

お母さんと私達姉妹の分もいいの?

大丈夫ー
行きたい場所もついでに聞いておいて

わかった
- 後日 -

お母さん的に、旅行は子供たち含めて全員で行きたいんだって

ぜ、全員!?
ま、まぁお祝いだからいいか

そして、場所は勝浦がいいって

か、勝浦?
あの千葉、外房の勝浦?

うん

勝浦って、外房拠点から30分位の距離なんだよなぁ

そうなんだ

んで、その旅行に私と息子も同行すると・・・

そうなるね

わかった、よさそうな宿探して予約しておくね

よろしく

うわー、普段遊びに行ってる街だから旅行感がなーい
義母たっての希望で親族全員、行先は勝浦に決定しました。
勝浦は外房拠点の近くの街なので、日常的に遊びに行っている場所。
なんとも旅行感がない旅になりそうですが、今回は主役が義母なので希望を叶えてあげたいと思います。
- 旅行当日 -
妻側の親族一同集合して車2台で勝浦へ出発。
拠点移動で慣れ親しんだ高速道路を走ります。

うーん、なんとも走り慣れた道

そうだ!
せめていつもと違う道で向かおう!
さすがに旅行感が無さすぎるので、いつもは外環道から向かうところを、今回は東京からアクアラインを通って向かう事にします。
東京から千葉へのアクセスは、道路状況に合わせて道を選べるって所もいいですね。。
東京より休憩を取りながら車を走らせる事2時間半。
大きな渋滞に巻き込まれることもなく無事、勝浦に到着しました。
今回お世話になるのは勝浦駅・勝浦港近くの【臨海荘】さんです。

その名の通り海を目の前に臨む温泉旅館。
勝浦の中でもより落ち着いた雰囲気がある温泉旅館だと思います。
公式サイト:臨海荘
チェックイン時間より結構早く到着してしまったので、チェックインまでリラックスルームで待たせて頂きました。

窓の外は180度広がるオーシャンビュー。
無料のウォーターサーバー、マッサージチェア、アイスキャンディー等が備えてあり、快適に過ごす事が出来ます。
息子は案内されて30秒以内にはアイスキャンディーを見つけ早速食べていました。
暫くみんなで歓談していると、宿の方から声を掛けられ「お部屋の準備が出来たのでご案内致します」との事。チェックイン時間より随分と早いですが部屋の準備をして下さったようです。

足が悪い義母達は1Fのベッド付の和洋室。
他のメンバーは2F海側の和室を予約しました。

窓から見える景色は一面の海と空。
素敵なロケーションでテンションが上がります。

さて、チェックインしてする事が無くなった訳ですが・・・

ひまー

勝手知ったる勝浦だけど、遊びに出かけるか

僕も一緒にいくね
普段から遊び歩いてる勝浦。
いつもは釣りをしたり、朝市で買い物をしたり、美味しい寿司屋さんでご飯を食べたりしています。
商店街にある花火屋さんは息子のお気に入り。
いつもと同じ行動だと代わり映えしないので、普段は行かない市中観光をすることにしました。
向かった場所は、勝浦の朝市通りにある【遠見岬神社】(とみさきじんじゃ)

かなりきつい傾斜の石段は「冨咲の石段」と呼ばれていて、「かつうらビッグひな祭り」の舞台として有名な場所です。
ひな祭りの時期になると石段を雛壇に見立てて約1500体のひな人形が並べられ圧巻の光景。
祭り開催時期に一度は訪れてみたいです。

更に、「冨咲の石段を登ると冨が咲き幸せになる」と伝わっており、幸運のパワースポットとしても人気がある場所です。
傾斜のきつい石段を登ると勝浦港を一望できる絶景がその先に待っています。
遠見岬神社の名前の由来もわかる場所です。

たまには普通に観光も悪くないね

そうだねー
参拝も終わり、勝浦の街を散歩しながら宿に戻って温泉に入ります。

宿のお風呂は黒褐色のお湯で源泉100%の天然温泉。
ぬるっとしたお湯でお肌がツルツルになります。
お風呂上りは部屋に戻って、義弟達とキンキンに冷えた日本酒で乾杯。
普段はお互いに忙しくてあまり会えてないので、久しぶりに親睦を深めます。
いい感じに酔ってきた所で夕食の時間。

お昼から飲んでへべれけぇ

へべれけたので夕食の写真を撮り忘れた訳ですが、一人に一匹ずつ近海で獲れた「キンメダイの煮つけ」が付くプランでした。
相変わらず外房の金目は美味い。

よく食べてる味(もぐもぐ)
でも家族のみんなはとても喜んでくれたみたい。
外房を拠点にもつ私的には何だか誇らしく思える不思議。
なにこの地元に家族を招いた感じ。
「美味しいもの食べて行ってねー」的な気持ちになります。
食事後はお酒も回って部屋に戻った瞬間にバタンZzz・・・

まだ早いからおばあちゃんの部屋でトランプしてくるねー
- 翌日 -
翌日はみんなでワイワイ朝食を食べて、チェックアウト時間までゆっくり。
チェックアウト後はそのまま帰路に就く予定でしたが、義母がひとこと。

わたし外房のお家を見たい
と、希望を頂いたので外房拠点に案内することになりました。
勝浦から車で30分なのであっという間に到着です。
さすが隣町。
外房拠点を案内すると、皆もとても気に入ってくれたよう。
5分位で案内して帰ろうと思っていたのですが、結果2時間近くお茶していました。
今度は外房拠点で宴会でも計画しようと思います。
帰りはいつもの道でサクッと帰宅。
拠点移動で週に1~2回は往復している道なので、なんの思い入れもありません(笑)
隣町に旅行に行くという、なんとも旅行感がなかったこの旅行。
それでも家族のみんながとても喜び、外房を気に入ってくれたので、布教活動としては完璧だったのではないかと思います。
自分が拠点のひとつとして住んでいる千葉外房が褒められると嬉しいという新たな自分の一面に気づけたので、私としてもいい旅行だったと思います。

翌日千葉で仕事があるから
また外房拠点に戻るんだけどな
外房拠点のルームツアーは別途、記事に書きたいと思うのでお楽しみに。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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この記事を書いたのは

おさ
東京在住、3人家族
秩父・外房を中心に活動中
好きなことを好きなだけ
アウトドア・音楽・料理・家庭菜園・不動産…
好奇心旺盛がゆえに多趣味・多拠点生活中