こんにちは、二拠点生活研究所のソトボンヌです。
以前、にきょらぼで『いすみ米オーナー制度』について書きましたが、5月上旬に田植え体験をしてきましたので、その模様をお届けします。

GWの真っ只中・田植え日和です
いすみ米オーナー制度の第一回はいすみ市内の某所で田植え体験。
この日は快晴、暑すぎずちょうどいい気温。まさに田植え日和です。
子供の日が近いという事もあり、会場には鯉のぼりが。

受付を済ませて、開会時間になったら広場へ集合します。

参加されている方は千葉県内の他、東京、埼玉、神奈川と他県ナンバーが多かったです。
お子さん連れが多いと踏んでいたのですが、大人のみの方が多いのも驚きでした。
開会の挨拶、田植えの手順、注意事項などをスタッフさんが説明します。
無農薬米を市内の学校給食に採用
開会式ではいすみ市長からのご挨拶も。

いすみ市制定後、安全・安心な有機米を全国に広める活動の中で、地元農家さんに協力を得て、まずはいすみ市内の学校給食に提供することにしたそうです。
今では全ての小中学校で有機米を提供しているとのこと。
このいすみ米オーナー制度も長く続けているそうで、他県の人にも知ってもらうための機会だということで農事組合法人みねやの里さんと市役所で一丸となって行っているんだそう。
田植え体験の田んぼへ移動
挨拶、説明が終わったら田植え体験をする田んぼへと移動します。

あぜ道は傾斜になっており、すぐ横は側溝になっているので恐る恐る進みます。


それにしても綺麗に整備されてる
写真の左側田んぼが今回私たちが田植え体験をする田んぼです。
田んぼの中にロープが張られていて、そのロープには交互に色テープが3つずつ付いています。
その3つ分が自分が苗を植える目印になります。




自分の場所まで来たら、スタッフさんの合図に従って田んぼに入ります。


田んぼに入る際は、裸足もしくは地下足袋や田植え用長靴を着用します。
私は長靴を用意しましたが、裸足の人も多くいました。
もちろん終わった後は足洗い場が用意されているので、裸足でも安心です。
さて、準備ができたら田んぼに投げ込まれている苗束を手に取って、張られているロープを目印に2~3本ずつ苗を植えていきます。


全員が植え終わったところを見計らってロープが前に進み、移動した先のテープを目印にまた苗を植えていきます。
田んぼから足を抜くのが結構大変ですが、上げない方の足にしっかり重心を置き、上げる方の足の甲を田んぼに対して垂直にして抜くと抵抗が少なく済みます。



さすが経験者
と言いつつ、尻もちをつく想像もしていたので、しっかり着替えは持っていきました。



結果、着替えを使うことなく終われてよかった(笑)
植えてはロープが移動して、また植えるを繰り返し、田んぼの向こう岸まで植えていきます。


田んぼの形状が長方形ではないので、人によっては早く終わるところが出てきます。
私は少し短めの場所だったので、早く終わってあぜ道から撮影。
のどかな田園風景が広がります。




終わった後は昼食が用意されてました
この日は田植え後、みねやの里さんと地元の方が昼食を用意してくれました。


田植え会場の近くにあるこちらの建物の外で昼食です。





釜炊き!
ご飯はもちろんここで採れた有機栽培のお米を釜炊き。
これはテンション上がりますね。
建物の縁側におかずと炊き立てのご飯が並びます。


食事はビュッフェスタイルで好きな物を取っていきます。


メインはやはり有機栽培のご飯ですよね。
おかずは地元食材をメインにご飯に合うおかずがずらり。








食事はテントの中でいただきます。



大根のたまり漬けがすごく美味しい
ご飯はもちろん、地元の方が手作りのおかずもすごく美味しかったです。
次回は除草作業ということで、その模様もお届けしたいと思います。
体験の帰り道





なんだろ?あれ


田んぼを走行している謎のロボット・・・。



田んぼに浮かんでいるロボットは、水のにごりで雑草の成長を抑える「アイガモロボ」だと思われます



アイガモって、田んぼによくいる合鴨から?



はい、「合鴨農法」から来ているようです



色んなものがあるのね



この業界では話題の製品らしくて、今年の分は販売終了しているそうです



そうなんだ!
技術は日進月歩ですね。
最後までお付き合いありがとうございました。
▼1年を通して田植えから果物狩りまで体験


この記事を書いたのは


ソトボンヌ
現在、外房⇔埼玉で二拠点生活中
海沿い出身なので、泳げないけど海が好き
衰え知らずの探求心で、楽しいこと・美味しいものを探索