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冬は別荘・セカンドハウスが傷みやすい?トラブルが起きやすい箇所の点検・メンテナンス

2024 12/17
別荘・セカンドハウス
2024年12月18日
冬は別荘・セカンドハウスが傷みやすい?トラブルが起きやすい箇所の点検・メンテナンス

冬は私たちにとっても寒く厳しい季節ですが、家にとっても厳しい季節です。
冬に多い家のトラブルは、外の気温の低さと家の温度の寒暖差が原因となるものが多くみられます。

しかし、普段住んでいる家とは違い、別荘やセカンドハウスの場合は建物のダメージに気づきにくいもの。

今回は雪が降る本格的な冬が来る前に、点検・メンテナンスしておきたい建物の箇所についてご紹介します。

目次

冬はなぜ家が傷みやすい?

冬の厳しい天候は、家にさまざまな形で影響を及ぼします。
気温が大きく低下することで、屋根や外壁の素材が収縮し、小さなひび割れが発生しやすくなります。

さらに、地域によっては積雪が屋根に大きな負荷をかけ、構造に影響を及ぼすことがあります。
屋根に積もった雪は単純に重さの負担になるだけでなく、雪の下で溶けた水が屋根材に浸透し、再度凍結することで隙間を広げ、大きなダメージを与えることも少なくありません。

特に日本は地域によって気候が大きく違うため、北国のように大雪が日常の場所もあれば、温暖な地域でも寒波の影響で突然の降雪に見舞われることもあります。

いずれの場合も、冬の天候が屋根や建物全体にストレスを与えることは避けられません。
これらの影響に備え、家のメンテナンスや対策を早めに行っておくことが、家を守るためには重要です。

冬に起こりやすい家のトラブル

冬の寒さや自然環境の影響で起こりやすいとされている家のトラブルは以下の通りです。

  • 寒さによる屋根や外壁のひび割れ
  • 結露による構造体への腐食
  • 凍結による設備の不良

冬の寒さで屋根や外壁が受ける影響の一つに、ひび割れのリスクがあります。
屋根材や外壁が寒冷にさらされると、材料が収縮し、特に温度差が大きいとひび割れが発生しやすくなります。

ひび割れができると、そこから雨水や雪解け水が内部に浸透し、内部の断熱材や木材が劣化し、腐食やカビが発生する可能性があります。

寒冷地では特にこのひび割れに注意が必要で、ひび割れから侵入した水が凍結と融解を繰り返すことで、ひびがさらに拡大し、結果として外壁や屋根の損傷が進行します。

また、結露による腐敗も家にとって大きなダメージとなります。
窓が結露すると、水滴によりカビが発生します。
そしてカビを食べるダニが増殖、カビの胞子やダニのフンなどがハウスダストとなり、喘息やアレルギー症状など、住む人の健康被害を引き起こします。

しかし、窓の結露のように目に見えるものよりも、壁内の目に見えない結露のほうが実は危険だったります。
壁内結露により壁の中にある断熱材や木材が腐ると、家そのものの安全性にも関わってきます。

その他、寒冷地や長期間使わない別荘の場合、水道管や給湯器の設備故障も起きやすくなります。

これらは、事前に対策やメンテナンスを施すことである程度防ぐことができます。
温暖地であっても、早めに点検やメンテナンスを行いましょう。

点検とメンテナンスすべき箇所

続いて、別荘やセカンドハウスの点検・メンテナンスすべき箇所をご紹介していきます。
関東でも雪が降る地域はありますし、別荘地が多いエリアでは氷点下になることも多いため、きちんと点検しておきましょう。

①外壁

まずは夏の紫外線による劣化やひび割れがないか、塗装のハゲや汚れなどを点検しましょう。

氷点下になると、ひび割れに入り込んだ雨水などが膨張しさらにひびが広がったり、そこから雨水が入って、構造体自体を腐らせ、シロアリの原因になってしまうこともあります。

また、外壁に雪が張り付いたままになると、外壁に水分が浸透しやすくなり、凍結と融解を繰り返すことで小さなひび割れが生じる場合もあります。

他にも寒冷地では外壁塗装が、低温や湿度の影響で剥がれやすくなります。

 メンテナンス

①外壁の点検
雪が降る前に外壁の事前点検を行い、劣化箇所やひび割れを補修しておくと、冬の寒さや雪の影響を受けにくくなります。

特に、ひび割れは水分が浸入する原因となり、凍害のリスクが高まるため、放置せずに早めに修繕することが大切です。

②塗装は気温が安定する時期に
外壁を塗装する場合、秋の終わりから冬の初めにかけて、気温がまだ安定している時期に塗装を行うのが理想的です。
この時期は、昼間の気温が5度以上になることが多いため、塗装がしっかりと乾燥し、安定した仕上がりが期待できます。

③凍結防止剤を使用する
塗料には、冬場でも乾燥しやすい低温対応のものや、凍結防止剤を含むものもあります。
これらを選ぶことで、低温環境でも外壁塗装の耐久性が高まり、凍害によるダメージを防ぐことができます。

ただし、塗料の種類によっては、費用が高くなる場合もあるため、施工業者と相談しながら適切な選択を行いましょう。

②屋根

屋根の劣化やひび割れは雨漏りの原因になります。
冬に多い雨漏りのトラブルは、積雪や凍結した水が屋根に溜まり、屋根材の隙間から室内に浸入することで発生します。

特に日中の気温上昇で雪が少しずつ解けると、解けた水が隙間に流れ込み、夜間に再び凍結することで、屋根材が変形したり、亀裂が広がったりしてしまいます。
このような状況が続くと、室内まで水がしみ込み、雨漏りの原因となります。

雨漏りは天井や壁のシミ、断熱材の劣化、さらにはカビの発生といった室内環境にも悪影響を及ぼします。

 メンテナンス

①屋根の点検
屋根材やコーキングの劣化部分を事前に補修し、屋根の隙間や亀裂を確認しておくことで、雪解け水が内部に浸透するリスクを減らすことができます。

②雨どい・排水口の清掃
雨どいや排水口が詰まっていると雪解け水がうまく流れず、雨漏りが発生しやすくなります。

冬が始まる前に排水設備を掃除し、雪や氷が積もっても水がスムーズに流れるようにしておくことが大切です。

③窓などの結露しやすい箇所

冬に悩まされることの多い結露は、カビや床材などの腐食の原因になります。
特に木造住宅は結露が大敵です。

最近の木造住宅では気密性が向上したことや、外壁や天井裏に断熱材が敷かれているため、結露が発生しやすい構造になっています。

一度結露した木材が乾燥するまでには時間がかかり、日の当たりにくい場所はさらに乾燥しにくいためカビが発生しやすくなります。
症状が進むと、建築材料が腐り住まいの寿命を縮めてしまいます。

 メンテナンス

①換気やエアコンで適度な湿度を保つ
温度20℃、湿度50%程度の環境であれば、カビやダニが発生しにくくなります。

結露をできるだけ抑えるためにはこまめに換気をする、エアコン等の除湿を活用することをおすすめします。

②加湿器の使用をできるだけ控える
昨今の住宅は気密性が高いため、結露が発生しやすくなっています。
しかし、冬は喉が乾燥するからと加湿器を使う人も多いでしょう。

加湿器が室内の結露やカビ原因になることもあるため、寝る時はマスクをする、濡れたタオルを干すなど、加湿器の使用をなるべく控えるようにすると良いでしょう。

③結露防止アイテムを使う
大きな窓がある、窓が多い家の場合、結露が発生しやすくなってしまいます。

そこで活用したいのが「結露防止アイテム」です。
窓に貼るタイプの結露防止フィルムや、吸水テープなどはホームセンターでも手に入れやすいアイテムです。

他にも、窓専用ヒーターを設置して、窓を暖めることで結露の発生を抑えることもできます。
窓専用ヒーターには、窓が温かくなることで部屋が冷えにくくなり、室内全体が温まりやすくなるうれしい効果もあります。

④雨どい・庭木

秋に落ちた枯れ葉や泥などが雨どいに詰まったままになっていると、水が溢れるだけでなく、雨どいの破損や悪臭の原因にもなります。

また、庭の落ち葉を放置していると、それを餌とする生物たちが集まってきます。
その生物の中には、シロアリも含まれており、繁殖すれば住宅に対して深刻な被害をもたらす恐れもあるため落ち葉は放置せず処分しましょう。

そのため、雨どいの掃除や庭の手入れも、本格的な冬が始まる前に行いましょう。

⑤水道管・給湯器

別荘や二拠点生活をする自然豊かな場所は冬になると氷点下になるところも多いでしょう。
そのため、本格的な冬が来る前に水道管や給湯器などの凍結防止対策を行いましょう。

寒冷地の場合は最初から凍結防止帯がついていることが多いですが、水は-4度になると凍結の可能性があるため、雪が降らない地域であっても寒波が来ると凍結の可能性が出てきます。

更に、普段あまり使用していない別荘やセカンドハウスの場合は、常に水を通している住宅と違い、水道管が冷えやすくなります。
ご自身の別荘やセカンドハウスの水道管、給湯器を確認し凍結防止対策がされているか一度確認しましょう。

また、降雪地帯などの寒冷地で長期間使用しない場合は、凍結による破裂や故障を防ぐため、水抜きを行うと良いでしょう。

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ヒートショックにもご注意

ここまで、別荘やセカンドハウスの建物に関するメンテナンスについてご紹介してきました。

他にも冬に気をつけたいのが「ヒートショック」です。
急激な温度の変化によって引き起こされ、血圧が急激に変化したり、脈拍が早くなり、突然死や心筋梗塞・脳梗塞を引き起こす要因となります。

特に冬場のお風呂や脱衣所、トイレで発生することが多く、高齢の方や持病を抱えている方は特に注意が必要です。

年末年始や冬のレジャーで別荘・セカンドハウスを訪れる場合、普段は気をつけていることもつい忘れがちになってしまいます。
また普段とは環境も違うため、いつもと同じようにしていてもリスクが高まると思っておいた方が良いでしょう。

ヒートショックの発生件数が多いお風呂場で、手軽にできる対策は以下の通りです。

  • 脱衣所に暖房器具を設置して、温度を上げておく
  • 浴槽の蓋を外す、暖かいシャワーをお風呂場内にまくなどして、お風呂場の室温も上げておく
  • 浴槽に入る前に、手足を洗ったり、暖かいシャワーを浴びるなど体の体温を上げる
  • 飲酒後の入浴は控える

まとめ

今回は雪が降る本格的な冬が来る前に、点検・メンテナンスしておきたい建物の箇所についてご紹介しました。

  • 冬は気温差、雪の影響で家が傷みやすくなる
  • 雪が降る前に家の点検と清掃を
  • 別荘・セカンドハウスではヒートショックにもご注意

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