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別荘・セカンドハウスのカビ対策は1年中必要!?|場所別カビ対策6つ

2024 6/04
別荘・セカンドハウス
2023年3月28日

近年リモートワークを導入する企業が増え、ネット回線さえあればどこでも仕事ができるようになったという方も多いと思います。
その影響もあり、二拠点生活やワーケーションをしたいという方が増え、別荘やセカンドハウスの需要が高まっています。

しかし、別荘・セカンドハウスを購入した方からよく聞かれるのが、

「別荘に久しぶりに行ったら、部屋の壁にカビが生えていた」

こまめに行き来できれば良いのですが、長期間別荘を空けてしまうとカビが生えやすくなり、次に訪れた時にカビだらけになっていたということも。

そこで今回は、別荘のカビについて発生しやすい場所と、その対策をご紹介します。

目次

カビが発生する原因

空中に漂っているカビ菌は、条件次第ですぐに繁殖します。

カビの発生しやすい条件

カビ菌は空気中のどこにでも漂っており、条件が揃うと繁殖し広がります。
カビが繁殖しやすい条件は主に以下の通りです。

  • 60%以上の湿度(80%以上で一気に繁殖)
  • 15~30度の気温
  • 栄養分(食品の食べカス、ホコリ、汚れ、ダニなど)

これらの3つの条件が揃うと、カビは急激に繁殖します。

日本は1年中カビに注意が必要

一般的に、室内の快適な湿度は40%〜60%と言われています。
しかし、2020年の東京で40%〜60%の湿度だったのは2月のみ。

一般的に、湿度の高い5月末から7月中旬ごろの梅雨時期にカビ対策すればいいと思いがちです。

しかし、近年では住宅の気密性も良くなっているため、冬でも室内は温かく、窓に結露ができるくらいの湿度がある住宅が多くなっています。
そのため、現代ではほぼ1年中カビのシーズンといっても過言ではありません。

別荘はカビの条件が揃っている

通常の住宅でもカビが1年中発生しやすくなっている中で、別荘やセカンドハウスにおいては、その利用頻度や環境により更に発生しやすいと言えます。

①密閉状態で湿気がこもっている

普段から人が住んでいる家なら、人が出入りしたり、換気したりすることで外と室内の空気が入れ替わります。
また湿度が高いと感じたら、除湿機やエアコンを使用することで除湿することも可能です。

しかし、普段誰もいない状態の別荘やセカンドハウスは換気が一切されないので、湿気がこもってしまいます。

カビは60%を超えたあたりから活動を始めますが、その湿度は高ければ高いほど繁殖する速度が速くなります。

例えば、別荘の多い長野県軽井沢町は年間の平均湿度が80%前後で、東京よりも10%以上高いです。
このように湿度の高い場所で換気も除湿もしない期間が続くと、カビの発生リスクが高くなってしまいます。

②カビの栄養源がたくさんある

誰もいない別荘は長期間掃除をされないため、埃などが溜まっていきます。
すると、カビはそれを栄養源にして繁殖していきます。

そして厄介なのが、カビは少量の栄養源でも繁殖できてしまうということです。
こうしてカビは栄養源を吸収しながら増えていってしまうのです。

③自然の場所にはカビが多い

別荘やセカンドハウスと言えば、自然豊かな場所を選ぶ方がほとんどだと思います。
森林に囲まれた場所なら、静かで、空気も美味しくて、リフレッシュできますよね。

しかし、自然豊かな場所というのは、実はカビが発生しやすいとも言えます。
というのも、土壌にはたくさんの微生物が生息していて、その中にカビもいるからです。

土の中で繁殖したカビが植物に移り、そこから風に乗ってカビの胞子は運ばれていきます。
自然が多い場所にはカビの胞子がたくさん飛んでいるため、その近くの建物はカビが生えやすい傾向にあります。
そのため、別荘は他の建物と比べてカビが生えやすくなってしまうのです。

カビが生えやすい場所

別荘は利用環境によってカビが発生しやすいということをお伝えしました。

ここでは別荘の建物内で、特に発生しやすい場所についてご紹介します。

①トイレ、浴室、キッチンなどの水回り

トイレやお風呂、キッチンなどの水回りは、食品カスや石鹸カス、皮脂汚れなどカビの大好物の宝庫です。
また濡れていることが多い場所のため、湿度も高くなりやすいです。

②クローゼット、押入れなどの収納

クローゼットや押入れなどは、閉め切っていると湿度も温度も高くなりやすい場所です。
また、普段からこまめに掃除することがないため、ホコリが溜まりやすく、カビにとっては絶好の繁殖ポイントとなります。

③マットレスや敷布団などの寝具

寝具は、寝ている間の寝汗や昼夜の気温差で発生する結露を吸収するので、カビが発生しやすい箇所です。

特にベッドフレームがすのこ状になっていないベッドのマットレスや、敷布団の裏側は湿気がとどまりやすいので、久しぶりにひっくり返してみたらカビが生えていたということも少なくありません。

④タンスや食器棚、冷蔵庫など重い家具の裏側

タンスや食器棚など、重い家具の裏側を日ごろから掃除している人は少ないと思います。
しかし、家具の裏側は空気や埃が溜まりやすく、カビが発生しやすい箇所でもあります。

⑤畳

天然のイ草でできている畳は、通常は空気の吸収と放出を自然に行い、部屋の環境を快適に保つ役割があります。
しかし、湿度が高い状態が続くと湿気をどんどん吸収してしまうので、カビが生えやすくなってしまうのです。

特にイ草が新鮮だと湿気を吸収する力が強いため、畳は新しいほどカビが生えやすい傾向にあります。

カビを吸い込むと?体に与える影響

パンやチーズなどにも必要とされるカビは、地球上に約7万種類存在していると言われています。
カビは私達の豊かな食に貢献していますが、一方で部屋に浮遊するカビには注意が必要です。

私たちの体への影響

空気中のカビの胞子を吸い込むと、様々な影響があります。

代表的なものがアレルギーで、カビの胞子を吸い込むと、下記のような症状がみられると言われています。

  • かゆみ
  • 咳
  • 鼻水
  • 喉の痛み
  • 呼吸のトラブル

カビだらけの部屋で寝ると翌朝なんだか喉が痛い、カビが生えたエアコンを使用し続けると、くしゃみが出るなどの症状は、カビによるアレルギー症状の可能性もあります。

私達の健康にも良くない影響を与えるため、カビ除去の対策が必要です。

別荘でできる6つのカビ対策

とはいえ、なかなかこまめに訪れて掃除をするのが難しい別荘やセカンドハウス。

カビは「湿度」「温度」「栄養源」3つの条件が揃った場所に発生するため、どれか1つでも避けられるようカビ対策をしましょう。

対策1 使用前にエアコンを掃除

暑い時期や寒い時期は、到着してすぐにエアコンを使用したいですよね。

しかし、もしエアコンの中にカビが発生していた場合は、稼働させることで部屋中にカビをばら撒くことになってしまいます。

カビの胞子は目に見えないほど小さいので、その時は気付かないですが、次に別荘を訪れた時にカビだらけになっていたということもあります。
それを防ぐためにも、久しぶりに訪れた時は最初にエアコンの掃除を行いましょう。

ちなみに個人で掃除できるのは、フィルターと吹き出し口のみです。
それ以上掃除をしようとすると故障の原因になってしまいますので、内部までエアコンを綺麗にしたい場合は、業者に依頼するようにしましょう。

対策2 濡れたままにして帰らない

水回りなど濡れたままにしていると、カビが発生しやすくなります。
また濡れている場所の周りは湿度が高くなりやすいので、部屋全体のカビの発生リスクも高まります。

別荘から離れる前に、濡れている場所はしっかりと拭き取るようにしてください。
またお風呂は前日の夜には済ませておいて、帰宅するまでの間に乾燥させるようにしましょう。

そして窓が結露しやすい場合は、結露防止シートや結露防止スプレーなどを活用して、結露が発生しないようすると良いでしょう。

対策3 別荘を離れる直前に掃除

カビは埃や汚れなどの栄養源がある場所に発生するため、掃除はとても大事です。

別荘に滞在していると、食べカスや髪の毛などが落ちて汚れてしまうので、帰る直前に掃除を行いましょう。

掃除機をかけて埃や髪の毛を除去し、テーブルや床などの汚れを拭き取ってください。
またキッチンやお風呂場の排水溝は特に汚れやすいので、徹底的に綺麗にしましょう。

そして掃除した後は水気を取ることを忘れないでください。

対策4 常に除湿できるようにする

カビを予防するためにとても重要なのが、湿気対策です。

別荘やセカンドハウスは、普段人がいないため湿気対策をするのが難しいというのが、カビが生えやすい要因でしょう。
常に除湿しているのが一番ですが、使用していない別荘で除湿機を稼働させ続けるというのは電気代もかかるので難しいと思います。

そこでおススメしたいのが、自動制御を搭載した除湿機です。
除湿機によっては湿度が60%以上になると稼働して、下回ると停止するというものがあります。

カビは湿度が60%以下の場所だとほとんど活動できないので、これだけでもカビのリスクが大幅に減ります。

必要最低限の電気代でカビの発生を抑えることができるのでお勧めです。

対策5 物を減らす

物がたくさん置いてあると、通気性が悪くなり、空気が滞留します。
そのような場所には埃や湿気が溜まりやすいため、カビが発生する条件が揃ってしまうのです。

また、物が多いと掃除をするにも手間がかかり、汚れが残ってしまうことがあります。
それを防ぐためにも、別荘には必要最低限の物だけを置くようにすると良いでしょう。

対策6 家具と壁の間に隙間をあける

「対策5物を減らす」でもお伝えした通り、空気が滞留する場所には埃や湿気が溜まりやすくなります。

そして家具を壁にピッタリとくっつけていると、そこに空気が滞留する為、家具の裏や壁にカビが発生してしまうことがあります。

そうならないためにも、家具と壁の隙間を数センチ程あけるようにしましょう。
それだけで通気性がよくなり、カビの発生を抑えることができます。

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それでもカビが生えてしまう、そんな時は

前述の対策をきちんとしても、期間がどうしても空いてしまうことや、滞在中に徹底的に掃除をする時間をとるのが難しいこともあるでしょう。

さらに、こまめに換気や掃除をしても、別荘の立地や気候によってはどうしてもカビが生えてきてしまう、という場合もあると思います。

その場合は、プロのハウスクリーニングや家事代行業者への依頼をおすすめします。
プロの道具と技術でいったんカビ菌を根こそぎきれいにしてもらえば、そのあとはカビが生えづらくなります。

ハウスクリーニング相場

  • ハウスクリーニング 30,000円〜60,000円(2LDK・3LDK)
  • 水回りクリーニング(お風呂+換気扇+トイレ+キッチン+洗面所) 30,000円〜
  • 家事代行(1時間) 3,000円〜4,500円

サービス内容や費用は、業者によって様々ですので、何社か見積りを取ることをおすすめします。

まとめ

今回は別荘のカビについて、発生しやすい場所とその対策をご紹介しました。

  • 別荘やセカンドハウスは環境的にカビが発生しやすい
  • 湿度、温度、栄養分の1つでも条件が揃わなければ、カビは防ぐことができる
  • どうしてもカビが発生する場合はプロに依頼も

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