テレワーク・リモートワークを導入する企業も増え、最近では珍しい言葉でなくなってきました。
そして、「週の半分は出社、残りはテレワーク」といったハイブリッドな働き方も定着しつつあります。
テレワークは自宅以外にもカフェや好きな場所で仕事ができ、仕事環境を自分でカスタマイズしやすいのが魅力です。
今回は、当メディアが実際にテレワークをしてきておすすめだと思ったガジェット5つをご紹介します。
テレワーク・リモートワークとは

テレワークとリモートワークは、2つの単語を掛け合わせた造語です。
テレワークは「Tel(離れて)」と「Work(仕事)」の組み合わせ、
リモートワークは「Remote(遠隔)」と「Work(仕事)」の組み合わせです。
テレワークとリモートワークは同義であり、オフィスとは別の場所で働くことを指しています。
テレワークの導入状況
現在の国内テレワーク導入状況は、総務省発表の「令和3年通信利用動向調査」によると、コロナ前の令和元年は導入企業の割合が約2割だったのに対し、令和3年では5割強となっています。
また、今後導入予定がある企業を含めた割合は6割近くに達しています。
テレワークに最低限必要なもの

ここでは、テレワークをする上で最低限必要なものをご説明します。
業務に必要なスペックのパソコン
当然と言えば当然のことですが、業務をする上で必要なスペックのあるパソコンは最低限必須となります。
企業によっては社内で使用しているノートパソコンをそのまま持ち帰る場合や、テレワーク用のパソコンを貸与してくれるところもあるでしょう。
しかし、自身で用意する場合、ある程度のスペック性能があるパソコンが必要となるでしょう。
また、資料作成等でofficeソフトを使う場合は、会社で使用しているofficeアカウントが使えるのか、自身で用意する必要があるかも確認しましょう。
インターネット環境
人によっては家のインターネット環境がスマートフォンのみという方もいるかもしれません。
最近のスマホは高速ですし、テザリング機能もあるため、わざわざ光回線をひくことに必要性を感じない場合も多いでしょう。
しかし、テレワークとなるとウェブ会議の機会も増えてきます。
スマートフォンのテザリング機能でも対応はできますが、常時通信に耐えられる光回線の方が安定する上に、データ容量を気にすることもないため、ウェブ会議が多い人にはおすすめです。
おすすめガジェット5選

では、パソコンとインターネット環境があれば十分かと言われると、なかなかそうでもありません。
テレワークが始まった当初は、またすぐにオフィス通勤に戻るという世間の見方もあり、最低限でテレワークをしていた人も多かったでしょう。
しかし、長引くコロナ禍や、企業によっては定着しつつあるテレワークの環境下で仕事の効率を考えると、ある程度は自身に合ったアイテムを揃えた方が良いでしょう。
ここからは、パソコンとインターネット環境以外にあるとテレワーク・リモートワークの効率があがるガジェット5つを経験に基づきご紹介していきます。
①外付けモニター
テレワークで資料を作成することが多い方は、PCの作業領域を広げられる外付けモニターがおすすめです。
また、テレワークの場合、ほとんどの方がノートパソコンで仕事をされてるかと思いますので、外付けの広いディスプレイがあるとスムーズに資料確認や作業ができます。
◎オススメモニター
『BenQ 21.5インチ Full HD アイケア モニター GW2280』
シンプルで、美しさを追求した、ウルトラスリムベゼルデザインとスタンド背面にケーブル収納を組み合わせた21.5型フレームレス液晶ディスプレイ。
BenQ独自のアイケアテクノロジーとして、「ブルーライト軽減」とちらつきを軽減する「フリッカーフリー」技術が搭載されており、ディスプレイを見続けるテレワークにぴったりです。
『アイ・オー・データ 15.6型モバイルディスプレイ EX-LDC161DBM』
自立型のスタンドを搭載しながら、重量が約730gと軽いモバイルディスプレイ。
ノートパソコンと一緒に気軽に持ち運べるのが魅力です。
また、USB Type-Cポートを2つとHDMIポートを1つ、イヤホンジャックを1つ備えています。
加えて、内蔵スピーカーも搭載しているため、音声も出力可能です。
②ワイヤレスマウス
マウスは好みがわかれるところですが、テレワークでの使用は持ち運びも考えBluetoothのワイヤレスマウスがおすすめです。
また、効率重視であればボタン割り当てのあるマウス、ウェブ会議の多い方や静かなカフェで作業をしたい方はカチカチというクリック音が少ない静音マウスがおすすめです。
◎おすすめマウス
『ロジクール Marathon Mouse M705m』
カスタマイズ可能なボタンを7つ搭載したワイヤレスマウス。
チルトホイールなので水平スクロールにも対応しています。
1回のスクロールで一気に移動できる「高速スクロール機能」を搭載しているため、縦に長いページを閲覧する際に便利です。
ひとつのレシーバーで複数のマウスやキーボードを使用できる同社独自の「Unifyingレシーバー」に対応しているので、ほかのロジクール製品を使用している方にもおすすめです。
『BLENCK ワイヤレスマウス 静音マウス』
BLENCKワイヤレスマウスは、カチカチとしたクリック音を抑えた静音設計のマウスです。
DPI調整や自動スリープ機能など、シンプルな見た目の割に多機能でもあります。
Type-CがついたMacBookなどにも対応できるよう、切り替え端子がついているのもポイントです。
充電式のバッテリーを備えているため、乾電池不要で使用できます。
③ハンズフリーイヤホン
テレワーク中のウェブ会議や、音楽を聴きながらの作業と、使用頻度が意外と高いのがイヤホンです。
選ぶ際は、ウェブ会議や通話に使用できるマイク付きがおすすめです。
ウェブ会議の場面では、パソコン内蔵マイクと比べてクリアな音声を相手に伝えることができ、聞き返されることも少なくスムーズかつストレスのない会話ができるため、必須級アイテムと言えます。
◎おすすめイヤホン
『Anker Soundcore C40i』
音楽を聴きながら、周囲の音や声も聞こえるマイク付きワイヤレスイヤホン。
このイヤホンの特徴は「耳をふさがない」イヤーカフ型。
ホールド感がありながらも、耳をふさがないため圧迫感がなく、軽量なため長時間つけていても気にならないところがおすすめです。
『エレコム Bluetoothヘッドセット HD Voice対応 LBT-HS11BK』
片耳タイプのハンズフリーイヤホン。
安い価格ながら高音質なHD Voiceに対応しているのが魅力です。
相手の声がクリアに聞こえるため、商談などで使う方にもおすすめです。
加えて、圧迫感を軽減できるオープンタイプのイヤーチップ形状を採用しているので、テレワークなどで長時間使う方にも向いています。
④スマートスピーカー
イヤホンでも音楽は聴けますが、BGMとして音楽を流す時におすすめなのがスピーカーです。
特に音声操作が可能なスマートスピーカーであれば、スマホ等を起動して、曲を選んで、スピーカーに接続して、という工程が「音楽をかけて」だけで済みます。
◎おすすめスマートスピーカー
『Echo (エコー) 第4世代 スマートスピーカーwith Alexa』
Echo 第4世代 スマートスピーカーwith Alexa(Amazon)
音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。
「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、スケジュール管理、アラームのセットなど簡単に操作できます。
また、対応している家電であれば、電気をつけたり、エアコンをつけたりというスマートホーム機器の操作も可能。
⑤ウェブカメラ
テレワークでの打合せはウェブ会議が主流になりますが、ノートパソコンをお使いの場合、内臓カメラを使用している方も多いと思います。
もちろんそれでも十分なのですが、ウェブ会議では思いの外、画質や明るさがその人自身の印象を決めています。
ウェブカメラはオートフォーカス機能や広角レンズ、明るさを調整できるものと色々ありますので、社外の人と打合せをする機会が多い方は、外付けのウェブカメラがあると印象がアップするのでおすすめです。
◎おすすめウェブカメラ
『ロジクール Webカメラ C922n フルHD』
フルHD 1080p/30fps、300万画素の本格派Webカメラ。
78度の視野角で2人までフレームレートに入れることができるほか、専用アプリを使えば、ズームやパンなどの調整も簡単に行えます。
また、カメラの両側に1台ずつ、計2基のステレオオーディオマイクを搭載し、あらゆる角度からリアルなサウンドを集音してクリアな音声を届けられるほか、卓上用の三脚が同梱されているのもポイントです。
『Angetube webカメラ HD 1080P 30FPS』
こちらは珍しいLEDライト付きウェブカメラです。
壁側にデスクを置いていると部屋の照明が背中に来てしまい、顔が暗く映ってしまうという場合におすすめです。
フルHD対応で、オートフォーカス機能搭載、HD自動光補正機能も付いており、ウェブカメラとしての性能も十分備わっています。

まとめ
今回は、テレワークにおすすめなガジェット5選をご紹介しました。
- テレワークは自分好みに環境をカスタマイズできる
- 使いやすいアイテムを揃えてテレワークの効率アップ
- 自分に合ったお気に入りを探そう