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二拠点生活の住まいは中古をリノベしたい!|リノベーション向き中古物件の選び方と注意点

2024 6/04
別荘・セカンドハウス
2024年2月6日
二拠点生活の住まいはリノベしたい!|リノベーション向き中古物件の選び方と注意点

二拠点生活のためのセカンドハウスや別荘を購入する際、
「中古の戸建てを購入して自分好みにリノベーションしたい」
という人は多いかと思います。

実際に、古民家再生や古民家改装と言った個人でDIYをするという記事やメディアも多数紹介されています。

しかし、中古物件の購入には注意すべき点が多いのも事実です。
今回は、リノベーションに適した中古物件の選ぶポイントと、注意すべき点をご紹介します。

目次

リノベーションとは

リノベーションとはどういった意味を指すのでしょうか。またリフォームとの違いは何かをご説明増す。

リノベーションの意味

リノベーションについて、一般社団法人リノベーション協議会では

リノベーションとは、中古住宅に対して、機能・価値の再生のための改修、その家での暮らし全体に対処した、包括的な改修を行うこと。
例えば、水・電気・ガスなどのライフラインや構造躯体の性能を必要に応じて更新・改修したり、ライフスタイルに合わせて間取りや内外装を刷新することで、快適な暮らしを実現する現代的な住まいに再生していきます。

一般社団法人リノベーション協議会 -リノベーションとは

としています。
つまり「物件の価値を高め再生させる」のがリノベーションというわけです。

リノベーションでは壁を取り払って間取りを変更したり、配管を変更してキッチンを移動したりと、住まいの価値を高めたり、自分好みの住環境に変えるといった大幅な工事を指すことが大半です。

リフォームとの違い

同じような言葉に「リフォーム」があります。
リフォームとは破損や汚損を改修し「元の状態に戻す」こととしており、経年劣化による設備を補修・交換といった、以前の状態に戻すのがリフォームの目的です。

そのため、新たな価値を生み出すために「再生する」意味のリノベーションとは使い分けて使用されることが多いです。

リノベーションが人気の理由

古民家再生など、昨今人気が高まっているリノベーションですが、人気の理由は何でしょうか。

①ライフスタイルの多様化

リノベーションが人気の理由に、ライフスタイルが多様化してきたことで住まいへの価値観も変化してきたことが挙げられます。

1980年~90年代にかけて住宅は一気に増え、カウンター式のダイニングキッチンや家族の人数に合わせた部屋数の確保などの物件が一般的とされていました。

しかし、昨今ではライフスタイルの多様化により、個人のライフスタイルを重視した個性的な住まいが人気となっています。
セカンドハウスや別荘利用では特にその傾向が強く、既存の住宅にはない、新しい間取りやデザインを求める方が増えてきています。

例えば、個室を確保することよりも家族が過ごす多目的で広いスペースに仕切りを置いたり、テレワークの環境を整えた防音仕様などライフスタイルの変化によってリノベーションをする人が増えています。

②注文住宅より購入費用が安い

国土交通省の調査結果によると「土地+注文住宅」の費用平均は4194万円となっています。
対して、「土地+中古戸建」の平均購入費用は2693万円となっているため、注文住宅を建てるより安く購入できることがわかります。

リノベーションにかける費用にもよりますが、リフォーム・リノベーションには全国共通の補助金制度もあり、活用することでお得にリノベーションができる場合もあります。

他にも自治体によっては、その地域の居住者に対して住宅リフォーム・リノベーションの一部費用を負担する補助金制度を設けているところもあります。

本記事でも代表的な支援制度について後述でまとめていますので、参考にしてみてください。

③空き家の再利用促進

近年は、日本でもサステナビリティに対する取り組みが取り入れられ、建物を修繕しながら長く使い続ける意識が高まってきています。

また、国が新たなライフスタイルや居住ニーズに対応した空き家の活用を進めている背景もあり、中古住宅の利用は注目されつつあります。
現在、日本では少子化が進んでおり、空き家の増加が問題視されています。
そのような中で空き家の活用としても中古物件のリノベーションはさらに人気が高まるでしょう。

リノベーション向き中古物件の選び方

リノベーションの人気が高まっていることはわかりましたが、実際にリノベーションを考えた中古物件を購入する際にどのように選べば良いでしょうか。
ここではリノベーション向き中古物件の選ぶポイントをご紹介します。

①新耐震基準の物件

リノベーション費用をなるべく抑えたいということであれば、「 新耐震基準」が施行された物件を選ぶと良いでしょう。

住宅を建てる時は、建築基準法で定められた水準を満たす設計内容で建築確認を申請し、許可を受ける必要があります。
1981年に大きな変更があったことから、この年よりも前の基準は「旧耐震基準」、後の基準は「新耐震基準」と呼ばれています。
新旧の違いについては以下の通りです。

【旧耐震基準】中規模地震(震度5強程度)の揺れで建物が倒壊しない強度
【新耐震基準】大規模地震(震度6〜7程度)の揺れで建物が倒壊しない強度

旧耐震基準で建てられた家は耐震性が低く、耐震補強工事が必要となります。
その工事費の平均額は、築年数によっておよそ95万から190万円程度と言われています。

新耐震基準で建てられた物件であれば、耐震補修工事が不要の場合もあるためリノベーション費用を抑えることができるでしょう。

②築20年程度の物件

日本の住宅は、新築に入居した瞬間から中古住宅となり、資産価値が年々下がっていきます。
築10年までは下落率が高く、その後築年数が経過するほど下落率は緩やかになり、築20~30年程度で不動産としての評価がほぼゼロとなります。

そうした築古物件は土地代のみで購入できることも多く、費用を抑えることができる分リノベーション費用に掛けることができると言えます。

築20年の物件であっても状態の良い家であれば、リノベーションを行うことで新築と同等の環境を手に入れることも可能です。

③間取り変更がしやすい工法か

大幅なレイアウト変更をするようなリノベーションを行いたい場合、建物の工法によっては変更しにくい場合があるので注意が必要です。

一戸建て住宅に最も多い「木造軸組工法(在来工法)」は比較的間取り変更の自由度が高いとされています。
この工法は、軸となる柱や梁で建物の重さを支えています。
また筋交を入れて横からの力にも耐えられる仕組みになっています。
一部、取り除けない柱や筋交はありますが、それ以外の壁は取り除くことができるとされています。

対して「2✕4工法」は枠組みとなる壁を組み立てて行く構造となっています。
この工法は建物の重さを壁で支えているため、間取りの変更には向いていないとされています。

中古物件を選ぶ時の注意点

①リフォーム済み物件かどうか

中古物件の中には、売り手が付きやすいようにリフォームをしてから物件を売りに出している場合があります。
リフォーム費用は当然売却価格に反映しますから、解体する可能性が高いリノベーション物件を探す場合には無駄な費用になってしまいます。

そのまま使える設備もあるかもしれませんが、自身の理想を反映したリノベーションをする予定なら、まずはリフォーム費用が掛かっていないかを確認しましょう。

②構造上の見えない部分も確認

リノベーション前の物件確認では、表面からは構造部分の状態が分からず、いざ壁などを取り除いたら補強工事等に予定外のコストが掛かってしまうケースも考えられます。

そこで、診断費用は掛かりますが、ホームインスペクター(住宅診断士)や一級建築士など専門家に確認してもらうことをおすすめします。

③住宅ローンが組めない物件

注文住宅と比較して費用が抑えられるとはいえ、ある程度まとまった金額になるため住宅ローンを使う方も多いでしょう。
しかし、中古戸建て物件の中には、住宅ローンが組めない物件もあるため注意しましょう。

築年数が古すぎる物件もローン申請を通らないケースがあります。
また、中古市場には「建ぺい率」と「容積率」がオーバーしている違反物件も意外と多くあります。
こうした違法建築物件は住宅ローンの審査が通らない場合が多いため、事前に確認しておくことをおすすめします。

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リフォーム・リノベーションの支援制度

ここではリフォーム・リノベーションに利用できる支援制度をご紹介します。

①子育てエコホーム支援事業

子育て支援および2050年カーボンニュートラルの実現の観点から、子育て世帯や若者夫婦世帯の省エネ改修などに対する補助制度。

子育てエコホーム支援事業

 対象工事

【いずれか必須】

  1. 開口部の断熱改修
  2. 外壁・屋根・天井または床の断熱改修
  3. エコ住宅設備の設置

【1〜3を実施すると対象】

  • 子育て対応改修(ビルトイン食洗機・宅配ボックスなど)
  • 防災性向上改修(防犯安全ガラスへの交換)
  • バリアフリー改修(手すり設置、段差解消など)
  • 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
  • リフォーム瑕疵保険等への加入

 補助額と上限
原則1戸あたり30万円(工事の内容や属性に応じて最大60万円)

▼制度の詳細、申請条件などは以下で確認
子育てエコホーム支援事業

②既存住宅における断熱リフォーム支援事業

既存住宅において、省CO2関連投資によるエネルギー消費効率の改善と低炭素化を総合的に促進し、高性能建材を用いた断熱改修の支援。

既存住宅における断熱リフォーム支援事業

 対象工事

  • 15%以上の省エネ効果が見込まれる改修率を満たす高性能建材(断熱材・窓・ガラス)を使用した断熱リフォーム
  • 居間に高性能建材(窓)を用いた断熱リフォーム

 補助額と上限
補助対象経費の3分の1以内

  • 戸建て住宅:1住戸あたり120万円(玄関ドア5万円を含む)
  • 家庭用蓄電システム:20万円
  • 家庭用蓄熱設備:20万円
  • 熱交換型換気設備など:5万円

▼制度の詳細、申請条件などは以下で確認
既存住宅における断熱リフォーム支援事業

③長期優良住宅化リフォーム推進事業

良質な住宅ストックの形成や、子育てしやすい生活環境の整備等を図るため、 既存住宅の長寿命化や省エネ化等に資する性能向上リフォームや子育て世帯向け改修に対する支援制度。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

 対象工事

【性能向上リフォーム工事費】

  1. 劣化対策や耐震性、省エネ対策など特定の性能項目を一定の基準まで向上させる工事
  2. 1.以外の性能向上工事(バリアフリー改修工事・インスペクションで指摘を受けた箇所の補修工事・テレワーク環境設備改修工事・高齢期に備えた住まいへの改修工事など)

【三世代同居対応改修工事費】

  • キッチン・浴室・トイレ・玄関の増設工事

【子育て世帯向け改修工事費】

  • 若者・子育て世帯が実施する子育てしやすい環境を整備するための工事

【防災性の向上・レジリエンス性の向上改修工事】

  • 自然災害に対応する改修工事

 補助額と上限
補助対象リフォーム工事費用などの合計の3分の1

リフォーム後の住宅性能によって以下のように異なる
①長期優良住宅(増改築)認定を取得しないものの、一定の性能向上が認められる場合
100万円/戸
② 長期優良住宅(増改築)認定を取得した場合
200万円/戸
更に増額となる条件もあるため、詳細は要確認。

※申請はリフォーム業者が行うため、事前に業者へ申請対応が可能かを確認する必要があります。

▼制度の詳細、申請条件などは以下で確認
長期優良住宅化リフォーム推進事業

④先進的窓リノベ事業

先進的窓リノベ事業は、断熱性能の高い窓に交換するリフォームに対する補助制度。

先進的窓リノベ事業

先進的窓リノベ事業

 対象工事

  • ガラス交換
  • 内窓設置
  • 外窓交換
  • ドア交換(※窓の改修と同時に行った場合のみ対象)

 補助額と上限
200万円/戸(上限)
※補助額5万円未満の場合は、補助申請はできません。

▼制度の詳細、申請条件などは以下で確認
先進的窓リノベ事業

まとめ

今回は、リノベーションに適した中古物件の選ぶポイントと、注意すべき点をご紹介しました。

  • リノベーションには新耐震基準の築年数20年の戸建てがおすすめ
  • 間取り変更が出来ない、住宅ローンが組めない物件もあるので要注意
  • リノベーションの支援制度を活用してお得に理想の住まいを
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