公開日:2022年11月22日
更新日:2026年3月4日
「平日は都会で仕事をし、週末は自然豊かな田舎で過ごす」
そんなライフスタイルとして注目されているのが「二拠点生活」です。
リモートワークの普及やライフスタイルの多様化により、都市と地方を行き来する暮らしを選ぶ人は年々増えています。
しかし、いざ二拠点生活を始めようとすると、
「どこで物件を探せばいいのか」
「どんな住まいを選べばいいのか」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
近年は、空き家活用を後押しする法改正や、二地域居住を支援する制度の整備など、二拠点生活を始めやすい環境が整ってきています。
今回は、二拠点生活の住まいを探す方法と、物件選びのポイントを解説します。
二拠点生活が注目されている理由

二拠点生活とは、都市と地方など異なる地域に生活の拠点を持ち、仕事やプライベートの状況に合わせて行き来しながら暮らすライフスタイルのことです。
都市の利便性と地方の自然環境の両方を活かせる点が魅力で、働き方や価値観が多様化する中で関心を持つ人が増えています。
リモートワークの普及
二拠点生活が広がる大きな背景の一つが、リモートワークの普及です。
インターネット環境とパソコンがあれば場所を問わず仕事ができる職種が増え、働く場所の自由度が高まりました。
以前は職場の近くに住む必要がありましたが、現在は都市部のオフィスに毎日通勤しなくても仕事ができるケースも増えています。
そのため、平日は都市で仕事をし、週末や長期休暇は自然豊かな地域で過ごすといった暮らし方が現実的な選択肢になってきました。
二地域居住を後押しする政策
近年は、国や自治体による二地域居住の推進も進んでいます。
人口減少や空き家の増加といった課題を背景に、地方への人の流れをつくる取り組みが各地で行われています。
自治体による空き家の紹介制度や住宅支援、地域体験プログラムなど、都市に住む人が地域と関わりやすい環境づくりが進んでいます。
こうした制度の整備により、以前よりも二拠点生活を始めやすい状況が整いつつあります。
空き家の増加と住まいの選択肢の広がり
もう一つの大きな背景として、日本各地で空き家が増えていることが挙げられます。
使われなくなった住宅を活用する動きが広がり、空き家バンクや中古住宅市場などを通じて、比較的手頃な価格で住宅を購入できるケースも増えています。
これまで別荘といえば高額なイメージがありましたが、最近ではコンパクトな住宅や小型コテージなど、初期費用を抑えて二拠点生活を始められる物件も増えてきました。
そのため、「まずは小さく始めてみる」という形で二拠点生活に挑戦する人も増えています。
二拠点先の物件を探す前に

まずは、二拠点生活の住まいを探す前に、検討しておきたいことがあります。
- 地域
- アクセス
- 予算
- 利用頻度
- ライフスタイルに合う・やりたいことができる環境か
①~③は通常の住まいを探す時と同じですが、④、⑤は二拠点生活を始める上で検討すべき項目です。
二拠点先にどのくらいの頻度で訪れるのか、そこでどういったことをしたいのかを明確にすることが、物件を探す上で大切です。
例えば、
- サーフィンや釣りをしたい人は海までアクセスはどのくらいなのか
- 家庭菜園をしたい人は、十分な広さの庭があるか、または貸農園等が近くにあるか
など、ご自身や家族が楽しめる環境であるかが、二拠点生活を楽しめるかに繋がってきます。
また、移住者コミュニティがあり、頻繁にイベントやバザーを行っている地域もありますので、色々探してみるのもおすすめです。
まだ住みたい地域が決まっていないという方は、お試し移住で自分にあった地域を探してみてください。

みんなどう探してる?物件探し

実際に二拠点生活をしている人はどのようにして物件を探しているのでしょうか。
下記に代表的な例をまとめました。
①大手物件情報サイト
通常の住居を探す時と同じように、多くの方が大手物件情報サイトで探しています。
賃貸に限った話ではありますが、物件情報の99%はネットに掲載されているといわれていますので、特に賃貸で探したいという方にはピッタリです。

②別荘・リゾートに特化した情報サイト
別荘リゾートに特化したサイトのメリットは、リゾート感のある建物や、リゾート開発したエリアが多いため、温泉付き、ゴルフ場併設等、変わった物件に出会えることです。
住まいや環境にこだわりのある方は、別荘やリゾートに特化したサイトや不動産屋さんを探してみると、理想の物件に出会えます。
③田舎暮らしに特化した情報サイト
田舎暮らしや二拠点生活に特化した物件情報を扱っています。
別荘・リゾートの情報サイトとの違いは、リゾート開発した土地ではなく一般的な住宅地も含まれていることです。
移住勧奨をしている地域が多く掲載されているため、さまざまな交流イベントも行われております。
その地域や、移住・二拠点生活をしている人と関わりたい方におすすめです。

④市区町村の空き家バンク
自治体が主体となって運営している、空き家の購入や賃貸ができるサービスです。
営利目的ではないため格安で物件を購入でき、思わぬ掘り出し物件に出会えるかもしれません。
⑤地域の不動産屋
ほとんどの物件情報がネットに掲載されている世の中ですが、地方ではネット未掲載物件が多い場合もあります。
掘り出し物件と呼ばれるような物件を探したいのであれば、その地域の大きな不動産屋さんに相談すると思わぬ掘り出し物件と出会えることがあります。
二拠点生活の物件選びで失敗するポイント

二拠点生活の住まいは、通常の住宅とは異なる視点で選ぶ必要があります。
ここでは物件選びで失敗しやすいポイントをご紹介します。
移動時間が長すぎる
二拠点生活では、拠点間の移動時間が利用頻度に大きく影響します。
距離が遠すぎると移動の負担が大きくなり、次第に訪れる回数が減ってしまうことがあります。
特に週末利用の場合、移動だけで多くの時間を使うと使わない家になりやすい傾向があります。
一般的には、自宅から車や電車で2〜3時間以内のエリアが無理なく通える距離の目安とされています。
物件を検討する際は、実際の移動手段や所要時間も確認しておくことが大切です。
維持費が高い
二拠点生活では住宅が2つになるため、購入費用だけでなく維持費も考える必要があります。
固定資産税や光熱費、建物のメンテナンス費用などが継続的にかかるため、想定より負担が大きく感じることもあります。
また、別荘地の物件では管理費が必要な場合もあります。
購入前には、年間でどの程度の維持費がかかるのかを確認しておくことが重要です。
管理が大変
二拠点生活の住宅は、長期間利用しない期間があるため管理のしやすさも重要です。
空き家の状態が続くと湿気がこもりやすくなり、カビや建物の劣化が起きることがあります。
そのため、初めて二拠点生活を始める場合は、広い住宅よりもコンパクトで管理しやすい住まいを選ぶと安心です。
掃除やメンテナンスの負担が少ない住宅の方が、長く快適に利用しやすくなります。
二拠点生活は「小さく始める」のが成功のコツ

二拠点生活に興味があっても、
「別荘を持つのは費用が高そう」
「本当に使い続けられるのか不安」
と感じる方は少なくありません。
以前は二拠点生活といえば高額な別荘を購入するイメージがありましたが、最近はその考え方が少し変わってきています。
現在は、いきなり高額な別荘を購入するのではなく、小型コテージやコンパクト住宅などの小さな住まいから二拠点生活を始める人が増えています。
こうした住宅は購入費用を比較的抑えやすく、数百万円程度からセカンドハウスを持てるケースもあります。
また、建物がコンパクトであれば光熱費やメンテナンス費用などの維持費も抑えやすく、長く続けやすいというメリットがあります。
管理の負担も少ないため、短い滞在でも気軽に利用しやすい点も魅力です。
このように、無理のない規模から始めることで、二拠点生活をより気軽に楽しむことができます。
まとめ
今回は、二拠点生活の住まい探しについてご紹介しました。
- 物件を探す前に地域・予算・やりたいことを整理しておく
- 掘り出し物件は、空き家バンクや地場の不動産屋さんで出会えることがある
- まずは「小さく始める」のが二拠点生活の成功のカギ
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