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テレワーク・ワーケーションは定着した?|コワーキングスペースを活用して二拠点ワークを楽しむ

2025 10/07
地方で働く
2025年10月8日
テレワーク・ワーケーションは定着した?|コワーキングスペースを活用して二拠点ワークを楽しむ

テレワークが一般化した今、「地方に移住するか否か」で悩む人も多いでしょう。

しかし、それは二者択一ではありません。
むしろ、「都市部の仕事をそのまま持ちつつ、テレワークやワーケーションを活用して地方を“もうひとつの拠点”にする」働き方が、現実的な選択肢として注目を集めています。

テレワークやワーケーション制度を活用すれば、週末型の短期滞在から、1週間以上の中期滞在まで、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に地方生活を体験できます。

今回は、コワーキングスペースを活用して、都市部で働く人が無理なく二拠点ワークを始める方法をご紹介します。

目次

どうなった?テレワークとワーケーションの今

テレワークの現状

コロナ禍を契機に急速に普及したテレワークは、パンデミック後も一定の定着を見せています。
総務省「通信利用動向調査(2025年)」によると、過去1年間の個人のテレワークの実施経験は、前年(27.3%)より微増となり、28.2%となっています。
そのため、テレワークという働き方は定着していることが伺えます。

出典:通信利用動向調査(2025年)‐総務省

地域別に見ると首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)では36.8%と高く、企業の制度整備や通信インフラの充実が背景にあります。
一方、地方都市圏では17.4%にとどまり、都市主導型のテレワーク構造が続いています。

出典:令和6年度テレワーク人口実態調査‐国交省

ワーケーションの現状

パーソル総合研究所の「ワーケーションに関する定量調査」によると、ワーケーション(休暇中のテレワーク)を実際に行った経験のある就業者は17.4%にのぼる一方、そのうち自ら「ワーケーション」と認識していた割合は約25.9%と低く、実質的な利用率(認知ありワーケーション経験者)は4~5%程度とまだまだ浸透しているとは言い難い状況です。

出典:ワーケーションに関する定量調査‐パーソル総合研究所

しかし、長野県、静岡県などでは、自治体がコワーキング拠点や宿泊補助制度を整備し、都市部企業の社員が短期滞在しながら仕事を行うケースが広がっています。

そういったことから、自治体が積極的に取り組むコワーキングスペースの整備や、ワーケーション推進を活用して、週末や短期滞在で地方での生活や地域コミュニティとの関わりを体験しやすくなっていると言えるでしょう。

二拠点ワーク3つのスタイル

都市部に居住しつつ、週末や短期間で地方を活用する「二拠点ワーク」は、大きく分けて3つのスタイルに整理できます。

①週末・短期型

最も手軽なのが、週末や連休を活用した短期滞在型です。
仕事は変えずそのままに、金曜夕方に地方の拠点へ移動し、土日や月曜午前を地方で過ごします。

  • 地域例:千葉県大多喜町、養老渓谷や養老の滝で有名な自然豊かな里山。東京から特急・高速道路で約1時間半。
  • 施設例:大多喜町「MUJI BASE OIKAWA」のコワーキングスペース。同施設内に宿泊施設や無印良品の売店もあり、短期滞在におすすめ。
  • メリット:週末リフレッシュと仕事の両立が可能

②中期滞在型(1週間〜1か月)

1週間〜1か月単位で地方拠点に滞在しながら働くスタイルです。

  • 地域例:山梨県北杜市。自然環境や別荘文化が成熟
  • 施設例:駅前にある図書館併設の「長坂コミュニティ・ステーションコワーキングスペース」+北杜市のお試し住宅や貸別荘を利用
  • メリット:「仕事+休日」といったワーケーションとの組み合わせで、リフレッシュしながら仕事も可能

③長期滞在・セカンドハウス型

長期滞在を前提に、都市部勤務を維持しながら地方拠点をメインに生活するケースです。

  • 地域例:長野県安曇野市。自然環境に恵まれつつ、コワーキング施設が充実。
  • 施設例:「龍門渕てらす」、「安曇野コワーキングスペース」、「ライフホップ」コワーキングスペース+空家バンクでセカンドハウスを購入(リフォーム補助金あり)
  • メリット:都市部オフィスと連携しつつ、地方生活と地域コミュニティ体験が可能

都市部勤務者が二拠点ワークを実現するポイント

これら3つのスタイルに共通するポイントは以下です。

  • 通信環境の確保:都市部同等の高速回線・Wi-Fi環境が整っていること。
  • 地方拠点の利便性:宿泊施設やコワーキングスペース、交通アクセスの利便性を事前に確認。
  • 企業制度の活用:有給休暇やテレワーク制度を上手に組み合わせる。
  • 自治体・地域制度の活用:宿泊補助やコワーキング利用助成などを積極的に活用すると、コストを抑えやすい。

コワーキングスペースを活用した二拠点生活

二拠点生活やワーケーションを実践する際、コワーキングスペースは重要な拠点となります。
都市部勤務者が地方で仕事を継続しやすくなるだけでなく、滞在型の生活を快適にする環境を提供してくれます。

コワーキングスペースとは

コワーキングスペースは、個人や企業のオフィス機能を兼ね備えた共有型の作業環境です。
高速インターネット、デスク・椅子、会議室、プリンターなどの設備が整っており、都市部オフィスと同等の業務環境で仕事を進めることができます。

地方では、観光施設や民間宿泊施設と連携しているケースもあり、短期滞在型から中期滞在型まで幅広く対応可能です。

コワーキングスペースを利用するメリット

 仕事環境の確保
家や宿泊施設では仕事に集中しにくい場合でも、コワーキングスペースを利用すれば快適な作業環境を確保でき、都市部と同じクオリティで業務を行える。

通信インフラの安定性
高速Wi-Fiや有線LANが完備されているため、オンライン会議やクラウド業務も安心して行える。都市部勤務者が地方で仕事を続ける際の不安を軽減する。

 交流と情報収集
他の利用者や地域の関係者と自然に交流できる場があり、地方での暮らしや地域イベント、レジャー情報を得やすい。地方コミュニティに触れながら仕事ができるのも魅力。

 柔軟な滞在スタイルへの対応
週末型の短期滞在から、1週間〜1か月の中期滞在まで、滞在期間に応じたプランや利用料金が整備されている施設も多く、二拠点生活のスタイルに合わせて選べる。

 仕事と生活の切り替えがしやすい
作業時間や休憩時間を明確に分けやすく、生活リズムを地方に合わせる際に役立つ。自宅や宿泊施設での作業と比べ、集中力を高めやすい。

二拠点ワークのモデルケース

【千葉県】房総半島 外房エリア

事例① 週末型:東京都在住・40代会社員、千葉県富津市

  • スタイル:週末・短期ワーケーション
  • 拠点:富津市「marumo」+宿泊施設
  • 滞在期間:金曜夜〜日曜夕方
  • 活動内容:コワーキングスペースで集中して業務を行い、合間に海沿いの散策やサーフィンを楽しむ

実践者の声
「平日は都市部で通常勤務しているので、金曜夜に移動して土日を富津で過ごすだけでも、仕事の効率が上がりました。海を眺めながらメールを整理するだけで、頭の切り替えができ、月曜の仕事へのモチベーションも高まります。」

事例② 中期滞在型:東京都在住・50代会社員、長野県安曇野市

  • スタイル:中期滞在
  • 拠点:安曇野コワーキングスペース+ゲストハウス
  • 滞在期間:1週間
  • 活動内容:リモート会議や資料作成を行いながら、空き時間に登山や地元の農産物市場を訪問

実践者の声
「都会の喧騒を離れ、自然に囲まれた環境で集中して業務ができました。地元のカフェで打ち合わせをするなど、通常では得られない体験も。地方での生活リズムや地域文化に触れることができ、帰京後も仕事の効率が上がったと感じます。」

実践者事例から見える共通ポイント

  1. 仕事の効率・集中力が向上
    自然環境や静かな環境で作業することで、都市部では得にくい集中時間を確保できる。
  2. リフレッシュ効果による生産性向上
    週末や中期滞在でも、仕事と休暇の切り替えによって心身のリセットが可能。
  3. 地方との接点・体験が可能
    地元コミュニティとの交流や文化体験が、移住や長期滞在への興味につながる。

まとめ

今回は、コワーキングスペースを活用して、都市部で働く人が無理なく二拠点ワークを始める方法をご紹介しました。

  • 現在の仕事を維持したままでも、テレワークやワーケーションを活用すれば地方滞在が可能
  • 通信環境や宿泊、交通アクセスを事前に確認して、地域や施設を選ぶことが重要
  • 滞在スタイルによって、週末から長期まで、柔軟に二拠点生活を試せる

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